2017年 05月 30日
映画
ところが、今年若者といってもスゴーク若くはない若者たちが、商店街の廃業した写真館を改装して映画館にした。定員25名。小さな小さな映画館だ。見学も兼ねて行ってきた。北欧の老人がテーマだそうでスエーデンの映画だった。
「幸せなひとりぼっち」
律儀に仕事も人生も送ってきたひとりの老人。幸せな人生とは言い切れない、母も父も妻にも先立たれ、死ぬことばかり考えている。引っ越してきた隣人はペルシャ語を話す家族。奥さんは妊娠中。二人の女の子もいる。明るい、賑やかで積極的なその家族に振り回されるのだが、だんだん心を開いて過去を話を話はじめる。
長年の友人との仲違い、介護の問題、GLBT、役人の汚職など、いろんな問題が描かれている。
小さくて書斎の中での映画鑑賞の様だが、大きめのソファに座り、飲み物、食べ物ありで、のんびり出来た。
壁には古い本が並べられ、一日、本を読んでいてもいいのだそうだ。これは夏、冬の気候が厳しい時には冷暖房の節約のために来る人が増えるのではないか?
庭には八重のどくだみが咲いた。西の友人が送ってくれたものだから、大事に育てている。
by clevertulip2013
| 2017-05-30 20:30
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